2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
あらゆることには、始まりと終わりがあります。 今年2022年は、私にとって"終わり"の色が濃い一年だった気がします。 一番大きかったのは、メインだった学習塾のお仕事を、秋で辞めたことでしょうか。そして福祉の非常勤講師のお仕事も、今年でおしまいにさ…
"おごり"というのは、やっかいなものだ。 食事をおごる、という時の"おごり"ではない。自分の心の中に起きるやつだ。 世の中的に、ちょっと苦しそうとか大変と思われる経験は、のちに自分の宝物になるような"糧(かて)"に変わると、思っている。 でも、そう…
「ねえママ、すごいよねぇ。べんりだねぇ。」 アリクイの子どもはキラキラとした瞳で、まっすぐに母をみあげた。 「そうねぇ。」 うなずきながら、アリクイの母は一抹の不安を感じずにはいられない。ごまかすように、窓の外に目をやった。 クマがたくさんの…
クリスマスに、アップしようと思っていたのになぁ・・・。 我が家のいたずらっこトナカイ。 もう数日過ぎただけで、門松に変身させなくてはならない、この国のフシギ。
最近、クラウドファンディングのお話がすすんでいます。 あれよあれよという間に。 息子のように、重度障害を持つ子ども達や大人達が、希望をもって生きていける、そんな未来のために。 ただひたすらに、ベッドに寝て”思い”をその身の中にだけ閉じ込めている…
終業式。 あっという間の冬休み突入です。 千葉は夜中から猛烈な風が吹いていて、悲しいことに、庭の木が一本、根こそぎ倒れてしまいました・・。結構大きくなっていた、またまた、オリーブの木・・(以前にも、オリーブ、倒れたのです)泣。 大きく、おおき…
おきて、ほらおきて、おきて。おきて。 と。 今朝は猛烈な勢いで黒犬マロンが私を起こしにきた。 これは、彼なりのニーズもあるだろうし、それ以上のミッション的な勢いも感じて、ちらりと時計をみる。 たしかに。 息子のケアの時間、5分近く過ぎている。起…
誰かの為に生きることを知らなかった頃自分の生きる道を探していた。 誰かの為に生きることを知らなかった頃エゴイスティックな望みが私の全てだった。 誰かの為に生きることを知らなかった頃目の前の景色はぼんやりしていた。 誰かの為に生きることを知らな…
へこむ時にも、意味がある。 その時は、あせる。 何かしなくては、と思う。 いつ、ここを抜けられるの、と思う。 でも、思い出すといい。 弓矢は、遠くへ飛び出す前に、ギシギシと思いっきり引かれるということを。 奥へ、奥へ、これでもかと、ひっぱられる…
上の息子に、白い目で見られながら。 TikTokを始めてみました(笑)。 アナログ人間だって、がんばって、デジタル世界に、ついていくんだもん! あぁだけど、あぁだけど。 すごいスピードで、他のみなさんの動画、流れていきますね・・ www.tiktok.com
犬のラキちゃんは、ボールが好きだ。 好きなんてものじゃない。 ボールに対して、ものすごい執着がある。 外でサッカーをしている少年たちの中に、乱入しそうになったこともあるし、ボールを追いかける時は、一切合切、ボール以外が目に入っていない。 これ…
まもなく冬至がやってくる。 最近では、そんなただのカレンダー的なイベントと思われていることにも、敏感な私がいる。 本当に、そこそこの暦上の日には、この身に起こることや当日の空気感が、違ったりするのだ。 これは、そしてどんな事にも言える事だが、…
エネルギー的なこと、目に見えない世界に対する感覚。 と同時の、目に見える世界の理解と分析。 うつろう人の心と、ゆるがない自分の心。 頭と心と直感(魂の声)。 なるほど、もうそろそろいい加減に、自分のそれらをどっぷりと信じ、自信をもってあげても…
小さなカナヘビは 限りなく地面に近くいて それを当たり前として 息を吸って息を吐く 私も 横隔膜をあげてさげて ただそれだけで 上等さって 不安なんてつゆほどもないような カナヘビの赤ちゃんの 真似をする
私は、雲の形が見たいと、そう思えば手を伸ばしてカーテンを開けることができます。 でも君は、カーテンを開けることも、開けてくれと伝えることもできないから、このカーテンの隙間に、いつも自分の願いを押し込めるのです。 そこからのぞく、ほんのわずか…
下の息子が最近見始めている「僕のヒーローアカデミア」。 アニメを知っている人にしか通じないが、その中で、常闇くんが、自分のダークシャドウをコントロールできなくなっていた。 大いに暴れる、常闇ダークシャドウ。 でもそんな中ちゃんと ・・お、おれ…
昨日は雨が降っていた。それで、ふと思い出した。 霧の出ている日、とか、お風呂の中での蒸気とか。ある時、その小さな小さな粒子に気がついた。 水の粒子だ。 ざーっと動く、あるいはモクモクとたゆたう、その淡い白い塊としかみていなかったものが、その時…
悠久の時が流れていて、その中で私たちは生きている。 小さな小さな体を持ち、私たちは、生きている。 笑う声、泣き顔、怒りの人、優しい目、無垢の笑み、不満顔、やるせなく落とした肩。 その全ての上に、悠久の時は流れていて、その悠久の時と近いところに…
「それっていけないことなのかい?」 と、私の前にすわっている、クマが言った。 「そりゃそうよ。いけないに、きまってるわ」 私は少し、語気を強めて答えた。このクマ、やっぱりクマなんだわ。人間世界のことを知らなさすぎる。 「そう思っているのは、キ…
「野生のもずくが 現れた!」 と、机の向こうから、もずくカップが歩いてきた。 きづいたら私のもずくが、勝手に増えるところだった。 シチューに合わせたのは、いまいち、だったらしい。 でもこうして、日々に見るどんなモノも、出会う出来事も、RPGゲームの…