私は、雲の形が見たいと、そう思えば手を伸ばしてカーテンを開けることができます。
でも君は、カーテンを開けることも、開けてくれと伝えることもできないから、このカーテンの隙間に、いつも自分の願いを押し込めるのです。
そこからのぞく、ほんのわずかな空。
そこに、自分の心に羽をつけて、とばすのでしょう。
そしてそれは、君にとっての「当たり前」なのです。
そんな君の世界を、ヒトは知って、息をのむのです。いっとき、心震わせ、知らなかったと、自分に何ができるかと問うのです。
そして、また、日が経って、ヒトは自分の世界に帰っていきます。何事も、なかったように。
それでも私は、君の、ただひとり、君にとっての一生にひとりのヒーラーでありたいから、だから、はやく、君の側で元気になりましょう。