ジンジャーの香りは、ほんとにすごくて。
永久気管孔にしている次男は、口、鼻から呼吸をしない。彼にとって、匂いや香りはどんなものなんだろう?って、よく考える。
給食の時など、風を起こして匂いよ、とどけーって、手のひらをひらひら、鼻の前でしてもらっているが、はてして、どれほど、においが届いているのやら。
でも、これも、彼のひとつの身体的特徴。
もしこの香りが届いていないとしても、それを伝える方法があるのではないかな。
例えば、耳が聞こえない人に、振動や視覚で音やリズムを感じてもらう様に。
例えば、目が見えない人に、豊かな言葉で色を表現するように。
ジンジャーの香りは、なんと言えばいいのかな。
"まるで、ルパン三世にでてくる不二子のような・・"とか、"「うふふっ」な香り・・"とか。
どうかしら。