水の惑星、地球。
今朝はまたひとつ、エネルギーが変わったようだ。
空中には、たくさんの水がういていて、飛びかっている。
Fog。
人魚が水の中を泳ぐように、四つ足のバディ達と朝を歩く。
瑠璃色の地球という曲が、頭の中に流れる。
夜明けのこない夜はないさ。
こんな時期に、虫の声、カラスの鳴き声、遠くのサイレンに混じり、カッコウが鳴いている。
どんな小さな蜘蛛の巣も、水滴を浴びてきらめいている。
そこに、あったんだね。普段は見えないものが、優しいFogに包まれて、姿を現す。