今日は星空が見えない。まだらな雲が空を覆っている。
でも時折キラリと一個だけ顔を出す。
たぶん一等星だ。
しばらくすると、そのたったひとつの光は、もうまだら雲の海にのみこまれてしまい、また空にはただ雲の海が広がる。
そしてまたしばらくすると、キラリと別の場所に、光があらわれる。
こうして、こっちにキラリ、あっちにキラリ、というのを雲の合間に見つけては、「あれは一体なんという星だろう」と考えてみるが、てんで分からない(元々さして知識も入っていない)。
そりゃそうだ。
他の星がいない中で、たったひとつだけ、光っている星を特定するなんて、天文台で働く人くらいにしかできない芸当ではないだろか(笑)。
周りに星があるから、あ、あの星は”アークトゥルス”、あの星は”シリウス”とかって、言えるんだな。
どんなに一等星でも、まわりに星がいなけりゃ、彼(彼女)は「・・たぶん〇〇?」という、ふやっとした存在になる。
・・だから、なんだろう・・っていう感じで。
今日のブログもまた、ふやっとしたままに。