家の一室で、ひとりで細々とやっていたお仕事だけれど、６年分のお仕事道具を片付けるのは、なかなか大変で。
これはとっておくべきか、と分けたものを、翌日にはやっぱり処分か、と迷ったり。
そうこうしながら、気づけばこのお仕事をやめてから、もうあとちょっとで２ヶ月だ。看板を、そろそろなんとかしなくては（ライトを消したり外したり）。
ふっと、寂しさのような思いが私を横切るときもあるけれど、でも、それよりも大きな目標が私を手招きしていて、そちらに意識を合わせていく。
ひとつの物事をはじめて、そしてそれを完了させる、というひとつの流れを経験したわけだが、その間、私自身にもいろいろなモードがあった。
ノリノリモード、焦りモード、なんとかなるさモード、いやいやモード、ハッピーモードにつらぁいモード・・。
それぞれのモードにいる時は、完全にそのモードの役柄に染まってしまうけれど、そして、別のモードになれるかどうかもわからずにいるけれど、今なら、少しわかる。
自分がどんなモードの時であっても、それは、かならず時とともに次へシフトして、別のモードが、ちゃんと、やってくるってことを。
終わりのない、先の見えないような感じがしても、ちゃんと、いつか終わりはやってくるし、次なる道があらわれたり、新しい道へ自然と進み出すって言うことを。
私の場合だけれど。
そう信じている私に、ちょっと乾杯、したくなる。
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