子ども達の髪が、のびにのびて、のびています。
兄の方は、もうほぼロン毛に近いです。
なおぽんは、上に向かってのびるから、ロン毛というよりはむしろ芸術的な、ヘアスタイル。
ヘアカットの時期が近くなると、きまって以前はふたりそろって、「坊主はいやだ」だったのですが(いつもイタズラ半分聞いてみるのです)、近頃はちょっと、風向きが変わってきました。
上の子は相変わらず、前髪は長くしたいとか切りに行きたくないとか云々、まさか坊主にするはずなど、ありません。
なおぽんです。
学校で"なんちゃら坊主連合"(聞いたけど忘れちゃった)なるものがあって、そこに大好きな先生が入っていると聞いてから、急に
「坊主にする(してもいい)」
と言い出したのです。
えーーーーーっ!!まじで~~?
でも、何度確かめても、うん、と言います。
どうやら、"連合"に、入りたいのです。
しかも、じゃあ何ミリくらいにいたしましょうと聞けば、大好きな先生と同じくらい、と。
ふぅ~ん。
それはちょっと、寒そうだ。
予想外のはっきりした意思を、近頃たびたび見せてくれるなおぽん。なんか、こうして一歩ずつ母の手を離れていくのかしら、なんて思って、少しばかりさみしいような誇らしいような。
そうこうしている内に、なんとまた驚きの、クラスメートの同級生が、つるんと修業の小僧さんのようになって、登校してきました。昨日のことです。
先を越されてしまって心なしか悔しげななおぽん。
坊主ヘアー、この極寒の季節に、千葉のごくごく一部で、アツいです。