お盆の最後の日、祖母を送るために実家に帰ってきました。ほんの1、2泊・・と思い、私と長男だけ、という身軽なスタイルで。大型犬2頭は、珍しくおいてけぼり・・。
そうしたら、久しぶりの長いお留守番がこたえたのか、マロン、私の大切な仕事道具に手を出してしまいました。新しくそろえたばかりの、学習教材、数十冊。
これらが1冊ずつ、「ヒモ」で、綴じてあるのです。
その「ヒモ」が、見事に、ないのです。「ヒモ」だけ2、30冊分、ないのです。
・・・
そして1日後。ごっそりとまとまって出てきました。胃液とともに。
「ヒモ」って、実はとっても危ないのです。犬や猫が間違って食べて、腸をひっかからせて手術、なんてこともあるのです。だから本当に、本当に、よかった〜〜、出てきて。
正直に言えば、机の上に積み上がった冊子たちを見れば、これからせっせと紐通ししなくちゃいけないのね・・とうんざりです。が。
黒い毛だらけの前足に冊子を挟み、飛び出た狼みたいな大きな口で、一生懸命小さな綴じヒモを外していったんだろうな・・。こんなにたくさん、さぞかし時間もかかっただろうな・・と、マロンの姿を想像すると、なんだかふと、笑っちゃうのでした(ちゃんと物が出てきたから、笑えるんですけどね)。
結構、器用でしょ?でも本当に、ご注意ください。犬、ヒモ、食べます。