もあみみ便り

獣医師ヒーラー れお奈のブログです。障がいも不登校も、ど〜〜んとこい!

「すき」もそれぞれ、それでいい

私が大の動物好き(生物好き)だからといって、我が子たちが同じように好きだとは、限らない。

 

それを実感したのは、上の子がまだテコテコ歩いたり走ったりし始めた頃だったか。
私は小さくてきれいな緑色のアマガエルをみつけて、手のひらにそっとのせた。そして、息子の前に、そうっと差し出してみた。

 

「ほら、かわいいねぇ、かえるさん!」

 

すると、息子は私が手を開くや否や、2mくらい後ろにすっ飛んでしまった。そして、こわいこわいと、顔をゆがめて泣いてしまった。

 

ちょっと衝撃だった。その頃の私には、まだ受け入れがたかった。


でも、その後もいくたびか似たような経験をし、そして本人の口からも決して私ほどに理科の「生物」科目が好みでないことを知ったり、いろいろを経て、本当に、そうなのだ、と、この子は決して私ほどには生き物に関することが好きじゃないんだと、実感した感じだ(我が家のペット達は、めちゃくちゃ可愛がってるけど)。

 

あったりまえじゃ〜〜んそんなの!
子どもはまったく違う人間、人格だってなんだって親とはちがうものよ、って、いうじゃな〜〜〜い!

 

と、今では思うけれど。こんなことも、一つずつ、実際に経験してはじめて、リアルに腑に落ちていくものなのだ。

 

 

自分が最も好きなことを、我が子に理解してもらえないっていう、すねたくなるような気持ちがしばらくあったけれど、しかし今、私は次なる候補にある種の確信をもっていて、ニヤニヤしている。

 

そう、弟くんの方(にやり)。

なおぽんは、これはどうも、確実に生き物(自然)好きっぽい。

 

これまでになおぽんが好きだったものは、ライオンキングにポケットモンスター、我が家のペット達(モアナ、マロンと金魚達やなっちゃん)に、子犬のラキ!・・・これがまたもう〜〜メロメロなのだ。

 

我が身よりも、ラキを気にかけ、自分の大切なものだって、ラキにあげちゃう。

 

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中高時代の私の友人が、言ってたっけ。
わたし、お昼ごはん食べながら、家で飼ってる犬の話しか、していなかったと(・・なんというJK・・笑)。

 

仲間、発見!
いつか、なおぽんとアフリカの野生動物をみにいこう。
空をうめつくすフラミンゴを、みにいこう。

パンパンと、はたけばいいさ。

内緒の話ね。

 

今日、月曜日なので、なおぽんは学校です。週の始まりは結構大変。

 

吸引器やお昼の用意、ランドセルに連絡帳、歯ブラシセットといったルーティンの持ち物に加えて、今日はなおぽん、パソコン学習がある日なので、パソコンセットにタブレット。スイッチセット、そこに最近活躍し出したマイVOCA2個もセットして・・。

 

 

今日はまた、ひときわ動きの悪い頭を、一生懸命くるくるくるくと回して用意したつもりなんだけどなぁ。

 

 

学校に着いてみれば、バスタオル忘れに脇を固めるクッションでもあるピカチュウ忘れ。

 

むむむ。バスタオルたち、これがないのは、ちょっとまずいか・・・・。

 

 

でもね、結果からご報告しますと、なおぽん、何食わぬ顔で(何食わぬ顔をさせられて)

「バスタオル一枚だけしかもってこなかったのです〜〜(あと2枚、わすれちゃって)、えへ」

 

と、登校。

(1枚で、なんとかしましょう、と頼もしい先生の答え!)

 

 

ありがたし。
車の中にあった、犬用バスタオル♫

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どこでもドア

面白い時代がやってきた。

 

昼は障害の(わりと)重い我が子たちが、日本各地から集ってみんなで会話をする。

夜には、姉のハワイアンライブの生演奏を聴く。

  

小さな四角い画面。
もう十分に、ドラえもんの「どこでもドア」候補だ。

 

今いる場所から、自分の好きなものに囲まれたまま、容易にふっと誰かに会えたり、遠くの誰かの世界を、覗かせてもらえたりする。

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(なんて乱雑な私の仕事風景・・。ちょっとはずかしいけど、気にしないもん!)

 

もちろん、生身の付き合いやふれ合いは、かけがえないものだけれど。
こうやって時空を超えた(?!)繋がりも、想像以上にリアルで楽しい。

 

そして何と言っても、テレビなどマスメディアのように、いらない情報まで押し付けのように渡されることもなく、ピンポイントで選ぶことができる。そう、そうやってもう、選びたいことを自由に選べるほどに、オンライン上に、「私が求めているもの」が溢れている(ちょっと前まではマイノリティーだったようなコトもね♫)。

 

 

面白い時代に、なったものだわ。

低空飛行も、悪くないだろう(ペコパ風に)

最近は豪快な空が続きます。
お天気も気温も、ころころ変わって大忙し。

 

昨日の空には、たくさんのダイナミックな雲があって、それらが刻々と変わっていくので見飽きませんでした。

 

何かが空駆けたり、舞ったりしているよう。

 

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そして今日はまた、面白いほど、鳥が私の前を通ります。

ちょっと低空飛行で鳥たちが、すーっと視野を横切る感じ。

カラスサイズの鳥からスズメサイズまで、4種類くらい、何度も私の視野を滑空する彼ら。

 

それで思い出したことがあります。

 

昔々のその昔。

 

いろいろと辛い思いを抱えてどん底のような日々を送ったことがあって、人生これ以上最悪なことがあるだろうかという、真っ暗闇の毎日でした。

 

でも、そこから小さなきっかけや気づきを少しずつ追っかけて、ちょっとずつ、ちょっとずつ、明るい希望ある日々へと上がってきた、あるときに、自分に誓った言葉があるのです。

 

「もう決して、低空飛行は、しないんだ。」

 

 

それからまた何度も(気持ちや状況が)落ち込む日があっても、この自分に対して誓った言葉というのは、驚くほど、そして意外なほどに効力があって、頭にぽんと、浮かぶのです。

 

 

あ、私は、もう決して低く飛ばないと、決めたんじゃなかった?って。

 

 

それはまるで、自分で作った自分のための自分にだけ効く、おまじないかもしれないけれど、不思議な力でもって、今の私まで導いてくれました。

 

 

今日の鳥たちを見て、そんなこれまでの日々を思い出したのですが、でも、ふと、今の私は、逆に低空飛行をしても大丈夫なんじゃないだろうか、なんて思います。

 

低めの空を、滑空しなきゃならない時もある。
これからだって、きっと。

 

でも、鳥たちは必ずいつかまた、舞い上がるでしょ?
だから低空飛行は、したっていい。

 

きっとその後、また、飛び立てるから。

 

どこかで聞いたような、そんなセリフを書いてみちゃったりして。

 

でもこれがまた、よく効くおまじない、なんだな。

 

友情は種をこえて

先日は、なっちゃんという名の鳥が、Lakiという名の子犬のことを、好きらしい。

 

ということを、ブログに書きました。

 

今日は、Lakiの方が、日向ぼっこ中のなっちゃんに寄っていき、お気に入りのボールを近くにぽん、と置いているのが目撃されました(瞬間の写真がないのが、残念)。

 

「投げて」なのか、「これ、いいでしょ」なのか。

 

 

なっちゃんなっちゃんなら、LakiちゃんもLakiちゃん。

心温まる種を超えた友情を、今後も見守っていきたいと思います。

 

↓下の写真は、なおぽんのベッドに、やはりお気に入りボールをもってくる、Lakiです。

(そしてなおぽんが投げなければ、また自分で持って帰るのです。私と一緒にではあるけれど、投げてあげる時、なおぽんはいつも、ニンマリ♬)

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デザインを変化させてみた日

最近、ブログのデザインをちょこちょこいじってます。

 

視力や視野の問題で見えにくい人にも、少しでも見やすいようなブログにしたいなぁ。。でも、真っ黒背景は、ちょっとためらわれて。
また、変えるかもしれないけれど、当面、今日のデザインにしてみます。

 

 

もう誰もが一度は耳にしている「風の時代」。

 

キーワードは「変化」(ほら、風は絶えず動いて一ヶ所にとどまっていない)。

 

 

私は昔から、変化は好きな方・・かな?と思います。家具の配置も、数年も経てば、置き換えたり物をいじりたくなるタイプ。

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でも中には変化が苦手な方も多いことでしょう。そう、我が家の男性陣のように。すぐに置き場所変えたりする私に、つい、イライラしちゃうよね(笑)。でも、もう時代が変わっているのだから、ここは是非、なんぴとも自分にチャレンジしてほしい部分なのです。

 

何か大きなことを変えていかなくっちゃ、と意気込む必要はなく、ただ、日々、心がけていればいいのだと思います。

 

 

今日はちょっと、歯磨きの前に顔洗ってみよう、とか。コーヒーを飲むコップを変えてみたり。左手で髪の毛をといてみたり。

 

普段と違うことをする時には、当然、異質さ、違和感を感じるものですが、それは、トリガー。小さいけれど、「変化」を受け入れてみるよっていう、歯車が、まわり始めるのです。

 

 

変化をおそれないで、楽しんで、ひとまずやってみよ。
きっと、これからの時代をすこし楽チンに生きる、ヒントになるから♫

風に、のる

昨日、おととい、風が吹き荒れていました。

風の要素が強い私は、その間ブンブンと、嵐のように動き回っていたように思います。


連動しています😏。

 

 

なおぽんがこの1年余りの間にどんどん変化をして、発作の形が変わってきました。ゆっくりと、ゆっくりと、しかし確実に。体の状態は成長とともに変わるものですが、にしてもこの1年は大きかったなぁ・・!発作のお薬も減らし中♫

 

体調も落ち着きだしたところで、また、新しい風を吹き込ませてあげたいなぁと、母、発起して、昨日はとっても胸踊るzoomオンラインでお二人の方とお会いしました。

 

 

なんでもかんでも、母親がやるのは、無理がある。

一番、息子のことをよくわかっては、いますけれども、そりゃあ。

 

 

母親は、世界でたったひとつ、なによりも巨大で曇りがない、たっぷりの「愛」を子どもたちに与えることが、できます。本当は、ただ、それに尽きると思うのですが、いかがでしょうや。

 

たくさんの心あるプロフェッショナルな他者と、上手にコラボをして、息子を育てていくことができたらいいなぁ、と思います(障害児であろうと健常児であろうと・・😄)。

 

 

また、なおぽんについての新しい風(Project-T?!)につては、ご報告したいと思ってます。